和歌山 彫波　刺青　tattoo

　　右に麒麟を追加した客人。

　　今回は更に増やした　波　の部分のつぶしでした。

　　枠　にとらわれないデザインも　粋　なものです。

　　


　　【　鉄の塊　鉄の馬　】


　　中学を卒業し、高校球児になるつもりでいたが、進学した高校には

　　２個上の兄貴が三年生で野球部に在学していた。

　　『何かとやりにくいから野球部には入らんといてくれ・・・』　これが

　　【オートバイにのめり込む】に、更に拍車をかけていくのである。

　　１９８３年７月、１６歳になったばかりの夏に人生で１号機となる

　　鉄の馬　を手に入れた。

　　HONNDA　CB400N　　通称　HAWKⅢ　である。　

　　
　　価格は１５万円。　　先輩の知人から譲り受けた。

　　紫の車体。　ステップ下で切った集合管にファンタの空き缶。

　　RSカウルにナチステール。　　スワローハンドルに旗棒。

　　ヨーロピアンウィンカーにショートフェンダー・・・・

　　極めつけは　右リヤショック側に取り付けられた真っ赤な５連ラッ

　　パ・・・・・　　いや、そんな【時代】だったのだ。

　　オートバイ＝族車　だったのである・・・・だった　と思う・・・・

　　だった　ハズ・・・・あれっ、ちゃうかな？

　　

　　  

　　龍の鱗　でした。

　　時間の都合によりここまででしたが、この調子でお願いします。

　　お疲れ様でした。



　　今朝、彫場で絵を描いていると、あぐらをかいている右足ふくらはぎ

　　の辺りで　【こそこそ】　ってしたかと思ったとたん　チクっ　と。

　　いや、チクっといっても　チクっ！　て感じのちょい痛いめ。

　　慌ててその場所を手ではらって立ち上がると、裾から　ポトっ　と・・・

　　１５cmはあろうか　ムカデ！

　　ぐえ～！

　　身近にあったダンベルで頭をおさえてひとまず捕獲。

　　とりあえずエタノールで咬まれた辺りを拭きまくる。

　　思ったほどの　毒の注入量　でなかったらしく痛みはそれほどでも

　　ない・・・・今のところ。

　　『　ケンカする相手を間違えたな　トビズムカデ君。　　キッチリと

　　カタつけさせてもらうで～　　ササラモサラにしちゃる！　』

　　・・・・・放り出してガスバーナーで黒こげにしてやったわ。

　　あ～　ムカデ　怖い・・・・・・。


　　  

　　見えない何かに背中を押されてるかのように通い続ける

　　客人・・・・頑張っております。

　　二日続けての来店。


　　頑張って下され！


　　お疲れ様でした。

　　来週も待ってます！


  

　　おかげ様で、最近この様な仕事もさせて頂いてます！

　　これはこれで気が抜けません。

　　
　　『　痛いで～　』　と驚かされていたらしく施術前はかなり緊張してました

　　が、始まって少しで慣れたみたいでした。

　　お疲れ様です。



　　注文を受けていた　鳳凰　の下絵。

　　大変お待たせしました。

　　  

　　ぼちぼちと進めます。

　　そろそろ　胸割り　へ突入の兆し・・・・



　　本年も、おかげ様で【彫波Tシャツ】の注文、頂いてます。

　　予定の枚数になり次第　発注となります。

　　希望のサイズ、カラー等、できるだけ早めにお願いします。

　　メール便での発送可能です。


　　　　　『　鉄の塊　鉄の馬　』

　　小学２年から中学３年まで野球少年だったのだが、頭の中はすっか

　　りオートバイと Rock に染まっていった。

　　通っていた中学校の通学途中・・・というか、すぐ目の前に駄菓子屋が

　　あって、そこの兄ちゃんが当時大人気だった　カワサキZ４００FX　と

　　いう鉄の塊に乗っていた。　　それはそれは、少年の心を虜にするに

　　は十分で、『　今日はとまっているか、乗っていってるのか・・・　』　と、


　　毎日毎日気になった。　運よく置いてる時は立ち止まって眺めた。

　　角ばったライン、黒のエンジンからのびる４本のマフラーが特徴で、

　　飽きもせずに眺めたものだ。

　　『　かっこいい、欲しい、はやく乗りたい・・・　』そんな毎日だった。
　
　　

　　ある日の授業中、『 コーン 』と、オートバイの音が聞こえてきて、

　　『何のオートバイが来るのか』　と、窓の外を眺めていると、

　　一台の大型バイク・・・・俗にいう　ナナハン　。

　　運動場の前の道を走っていく・・・・。

　　ハンドルの幅がえらい大きく見えた記憶がある。

　　カワサキのナナハン・・・・このオートバイとの運命的な出会いだった。

　　漫画雑誌チャンピオンに【７５０ライダー】　というのが連載されていた

　　が、ナナハンという響きは、『手の届かない存在』のイメージであった。
　
　　

　　現在までに多種のオートバイに乗ってきたのだが、このカワサキの

　　ナナハンが一番長い付き合いになるとはこの時、想像もしていなかっ

　　たのである・・・・・・。



　　  

　　ちょっとご無沙汰でしたか・・・・

　　二日酔い男さんです。

　　そろそろ詰めて来ていただきましょう。


　　外の仕事師の方、長袖着てても日焼けするらしいです・・・

　　大変です、これからの季節。

　　熱中症とか・・・・ご安全に。



  

　　どうやら片方だけでは物足りなくなったのだとか・・・

　　左と同じ様な感じで　麒麟　を希望。

　　ついでに腕に波も足して欲しいということに・・・・


　　刺青って不思議ですなぁ。

　　痛い思いをしてまで　『もっと　もっと』　ってなるんです。

　　興味ない人からみれば　愚の骨頂　でしょうなぁ・・・・

　　でも大丈夫。　　好きな奴は好きでっせ！




　　『龍宮城へ行く時はこんな感じでつかまらんと、ごっつい抵抗になる

　　やろな・・・・・　　息続くかな・・・・・　』


  

　　相変わらず　やる気満々　な客人。

　　この辺りでちょっとカラーを使って気分転換？？


　　暖かい・・・・いや、暑い。

　　いよいよ半そでの季節がやってきました。

　　バイクの集団をよく見かけるなぁ・・・・

　　シーズンやもんね・・・・うらやましい。

　　けど、『　あんたら　暴走族　やな　』　みたいな大集団、なんやねん。

　　夜に走ったら捕まるけど、昼なら大丈夫なのか・・・・？

　　やい　でこすけ！

　　あんたらの線引きはどこや。

　　昔はストーカーみたいに追い掛け回したくせに・・・・


　　・・・・思い返せば、はじめてオートバイという乗り物に乗ったのは

　　中学２年・・・・卒業した先輩が乗っていた４００ｃｃの鉄の塊。

　　当時、中学を卒業してオートバイの免許をとった先輩達が、

　　学校の近くに遊びに来ては、そういって【先輩感】にひたっていたのだ。

　　ヘルメットを左腕に差して走り去る姿は少年の心にしっかりと焼きついて

　　いる。　　その日は友達二人との帰り道、２コ上の先輩に会った。

　　　
　　自分の兄貴の同級生で、いろいろとよくしてもらっていた先輩。

　　先輩は『乗せたろか？』と言い、左腕に差したヘルメットを差し出した。

　　１人づつ順番に乗せてもらい、次はいよいよ・・・と言う時に

　　『おい、乗ってみるか・・・』てっきり後ろに乗せてくれるのかとおもいきや

　　先輩は単車を降りた。　『えっ、運転？』　正直びびったけど煩悩は歯止

　　めがきかない・・・・しかしスクーターすら乗ったことが無い。

　　興味はあふれんばかりだが、クラッチ付きは勿論初めて。

　　一通りの説明をうけ？　いよいよ・・・・・　　今でも忘れない。

　　あの感覚・・・黒いシートにまたがり、ハンドルを握る。

　　股に燃料タンクがあり、自転車とはかけ離れた重量感。

　　右がアクセルと前ブレーキ、左がクラッチ、右足が後ろブレーキで

　　左足がチェンジ・・・・それが頭の中でぐるぐると回る。

　　足がとんでもなく震えている・・・・・

　　右手親指で赤い丸のボタンを押すと『キュキュキュキュルキュル』と

　　セルモーターが回ったかと思うと『バアーン』と鉄の塊が唸りだした。

　　身体全体が緊張と期待かガクガクと震えた。

　　言われた通りクラッチそぉ～とをつないでいくと、鉄の塊が引きずられる

　　様に動きだした・・・・・　グーっと走り出す。

　　なんやこの感覚は・・・あの重たい鉄の塊が動いてる。

　　クラッチを切って左足先でチェンジペダルを押し上げ・・・・・・・

　　もうその後はなんや身体がふわふわして後のことはよく覚えていない。

　　気がついたらこけてた。

　　慌てて起こそうとしたが鉄の塊の重いこと。

　　・・・・・その日から　鉄の塊　の虜になった。

　　自分の中でも驚くほどオートバイという　【おもちゃ】　にのめりこんでいく

　　のであった・・・・・　　　　つづく。


　　きっかけとなった　ホンダCB４００T、通称　ホークⅡ。

　　１６歳当時は１０万円以下か・・・・今はグンと値上がりしてるみたい。



  

　　引き続き　やる気満々の客人。

　　詰めて通ってきてくれるので彫る場所をかんがえなくては・・・

　
　　正直、これだけ大きければどこでも彫れるのだが、

　　客人のアフターや我慢を考えると、その日に彫る範囲は、

　　ある程度まとまっていた方がいいのにきまっている。

　　それに、彫りものは　張り手　がとても重要である。

　　針を刺す部分の皮膚を、ピンと張ってやらなければならないのだ。

　　治りかけのかさべたのすぐそばは皮膚を引っ張れないのでスムーズに

　　　
　　彫れないことがある。

　　思い出す・・・・今日はこの辺りか、と予想していくのだが、

　　全く予想はずれの場所で泣きそうになったことを・・・・。

　　まあ　どこも痛いねんけどなっ！

　　引き続きこの調子で頑張って下され！

　　お疲れ様でした。

  

　　仕上がってきております。


　　めちゃくちゃいい天気でした。

　　今日は久し振りに、・・・ほぼ１年振りか・・・・

　　専属の方・・・（友達です）に、髪をカットしてもらいました。

　　地元の浜　で。

　　アウトドアです。

　　健康的です。

　　すっきりです　　かなり。

　　ありがとう！

　　次もよろしく。

  

　　相変わらず　やる気満々　な客人。

　　イルカ達が消えていきます。

　
　　
　　我が街　和歌山　にイチャモンをつけているのと同じ、

　　自称　保護団体の　いかれた野郎ども！

　　・・・・・・攻撃しないでねェ～。

  

　　引継ぎの客人。

　　上半身、今回の　朱　でほぼ終了。

　　残念ながら？次回より　腰下　へ・・・・・

　　いよいよ　どないもなりまへんでっ！


　　GW、後半戦に突入いたしました。

　　あれやこれやとバタバタしておりますが、

　　明日、５日の日曜日　天気も　それなり　みたいなので、

　　久し振りに昼からお天道様の下で　【 一杯 】　やります。

　　そうです、飲酒　です。

　　当日は炭もおこして（墨はおろしません）休みを満喫するつもりです。

　　何のおかまいも出来ませんが、遊びにきて頂戴。

　　持ち込み大歓迎！！！
　　

　　

　　

　　  

　　前記のとおり　やる気満々　な客人。

　　いい感じですよ～。

　　
　　なにやら、おかしな気候？？ではないか・・・・

　　ちょっと肌寒いし、気をぬくと風邪ひきそう。