2014年06月23日
インク
気に入って使っていたインクのメカーが、事情により
国内への流通がストップ・・・今後の展望も望めないらしい。
この 【 インク 】 であるが、海外製品に頼っているのが現状で、
我ら末端の構成員?は、常に不安定な状況におかれていると言っても過言ではない。
インクにも当然寿命があるわけで、多量の在庫は好ましくない。
品物に関しては、国内のサプライヤーに発注するのが7~8割で、
当然、品物の【新・旧】の選択が不可能なわけで、その品物に対する信頼度は、各ショップに委ねるしかないのである。
もっといえば、海外のメーカーの さじ加減ひとつ なのだ。
(海外の方がハザードレベルは高いらしいのだが・・・)

必ずしもそうだとは限らないのだが、こんな事実もある。
直接 海外のサプライヤーと取引をすることがあるのだが、その際、購入した品が、微妙にB級品?が混じっていることがある。
『これ、知ってやってるやろ!』みたいな。
うまい具合に【ヤレた】品を、堂々と送りつけてくるのだ(笑)
それがなんとも微妙な金額の品や、たとえクレームを伝えようとしてもそれに対する手続きが、もう一度新しい品を注文するよりも数倍大変なのである。 (泣笑)
泣き寝入り というのは・・・は少々大袈裟だが、
『 使えないこともないからまあいいか 』的な状態である。
そんな事を考えると【ダイナミックな??人間性】をもつ(笑)諸外国に『人体に使用する品を任せてもいいのか?』という気持ちが出ても仕方が無いのである。
実際、古くなったインクをボトルだけ入れ替えて販売しても分からないということなのだ。
たまにオークションなどで刺青用のインクを安価販売しているが、あんなものは最たるものである。
たとえば、製造元が提供しているボトルサイズ以外のサイズを手に入れることになったとする。
しかしそれは、小分け された品・・・・少なくとも一度開封された品、いわゆる【返品不可】の品物なのだ。
想像して欲しい、何の知識もない人、そう・・・たとえば、
刺青師にあこがれて必要なモノを手に入れたのはいいが、『やっぱりや~めた』的なノリで、機材や品をオークションに出品。落札しやすいように と、インクを空のボトルに小分け・・・・汚い自室でタバコなんぞ吸いながら鼻歌まじりで・・・・・アカーン!!
絶対にアカン、アウトや ア・ウ・ト !
ワシに言わすと『 出先や管理状況が不明なインクを誰が使うか?』というわけだ。
しかし、現状はどこから購入しても、言ってしまえばグレーゾーンであることに違いは無い。
『安いショップで、安く刺青を入れたい』というのは人の心。
一概に否定はしません。
刺青の施術金額を下げることばかりで頭がいっぱいで、仕入れる品物の単価を下げるために・・・・・。
各彫師がプライドをもって、どこに線引きをして生業を行うのか・・・
今一度、キチンと考えなくてはならない事案である。

今回、前記したインクの状況で、思わず足止めをくらうことになった
客人。 しばらくお待ちくだされ!
お疲れ様でした。
国内への流通がストップ・・・今後の展望も望めないらしい。
この 【 インク 】 であるが、海外製品に頼っているのが現状で、
我ら末端の構成員?は、常に不安定な状況におかれていると言っても過言ではない。
インクにも当然寿命があるわけで、多量の在庫は好ましくない。
品物に関しては、国内のサプライヤーに発注するのが7~8割で、
当然、品物の【新・旧】の選択が不可能なわけで、その品物に対する信頼度は、各ショップに委ねるしかないのである。
もっといえば、海外のメーカーの さじ加減ひとつ なのだ。
(海外の方がハザードレベルは高いらしいのだが・・・)
必ずしもそうだとは限らないのだが、こんな事実もある。
直接 海外のサプライヤーと取引をすることがあるのだが、その際、購入した品が、微妙にB級品?が混じっていることがある。
『これ、知ってやってるやろ!』みたいな。
うまい具合に【ヤレた】品を、堂々と送りつけてくるのだ(笑)
それがなんとも微妙な金額の品や、たとえクレームを伝えようとしてもそれに対する手続きが、もう一度新しい品を注文するよりも数倍大変なのである。 (泣笑)
泣き寝入り というのは・・・は少々大袈裟だが、
『 使えないこともないからまあいいか 』的な状態である。
そんな事を考えると【ダイナミックな??人間性】をもつ(笑)諸外国に『人体に使用する品を任せてもいいのか?』という気持ちが出ても仕方が無いのである。
実際、古くなったインクをボトルだけ入れ替えて販売しても分からないということなのだ。
たまにオークションなどで刺青用のインクを安価販売しているが、あんなものは最たるものである。
たとえば、製造元が提供しているボトルサイズ以外のサイズを手に入れることになったとする。
しかしそれは、小分け された品・・・・少なくとも一度開封された品、いわゆる【返品不可】の品物なのだ。
想像して欲しい、何の知識もない人、そう・・・たとえば、
刺青師にあこがれて必要なモノを手に入れたのはいいが、『やっぱりや~めた』的なノリで、機材や品をオークションに出品。落札しやすいように と、インクを空のボトルに小分け・・・・汚い自室でタバコなんぞ吸いながら鼻歌まじりで・・・・・アカーン!!
絶対にアカン、アウトや ア・ウ・ト !
ワシに言わすと『 出先や管理状況が不明なインクを誰が使うか?』というわけだ。
しかし、現状はどこから購入しても、言ってしまえばグレーゾーンであることに違いは無い。
『安いショップで、安く刺青を入れたい』というのは人の心。
一概に否定はしません。
刺青の施術金額を下げることばかりで頭がいっぱいで、仕入れる品物の単価を下げるために・・・・・。
各彫師がプライドをもって、どこに線引きをして生業を行うのか・・・
今一度、キチンと考えなくてはならない事案である。
今回、前記したインクの状況で、思わず足止めをくらうことになった
客人。 しばらくお待ちくだされ!
お疲れ様でした。
Posted by 彫波 at
17:01
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