2012年02月08日

一匹龍  胡子氏

日曜日の夕方に突然来店。

『 背中に 一匹龍 、最短で スジ 終わらせてください! 』 と。

なんとせっかちな・・・・・。

『 えらいあわててまんなぁ、どないしましてん? 』

『 ちょっと色々ありまして・・・・・ 』

『 ・・・・・ 』

『 ・・・・・ 』

『 いつまでに? 』

『 遅くても木曜日の夕方までには・・・・・・ 』

『 ・・・・・・・・・・どうしてもでっか? 』

『 はい。  どうしても・・・・・ 』

『 ・・・・・・・・・・ 』

『 ・・・・・・・・・・ 』

『 ワシでよろしいんでっか?』

『 はい。 』

一匹龍  胡子氏

一匹龍  胡子氏

一匹龍  胡子氏


それぞれがそれぞれの 理由 があって 一生消えないもの 

背負います。

どんなかたちであれ 縁 であることには違いない。

彫師という仕事に誇りを感じます。

そのひとにとって 意味のある彫り物 であり続けてくれることを、願ってやみません。


お疲れ様でした。


お待たせした客人、申し訳ない!
  



Posted by 彫波 at 23:32│Comments(0)
 
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